研究内容発表会・施設紹介を開催しました。
津山高専の教育研究の振興と地域産業の発展を目的として、産学官で構成する「津山高専技術交流プラザ」では、同校の先生が取り組む研究内容や施設を知ることで、産学交流をより一層推進し、今後の共同研究や技術相談、研究支援の契機とすることを目的に「研究内容発表会・施設紹介」を12月24日(火)に同校で開催しました。
また、今年度は、「津山高専との交流」という共通目的により、津山商工会議所様との合同開催となりました。
研究内容発表では、4つの系(先進科学、機械システム、電気電子システム、情報システム)からそれぞれ1名の先生がご自身の研究ついて説明いただきました。
施設紹介では、走査型電子顕微鏡と金属3Dプリンターを紹介いただきました。
参加者からは、「非常に面白かった」「共同研究を検討したい」といった声もあり、地域企業と津山高専の連携推進にとって、非常に有意義な時間となりました。
企業PR会を開催しました。
津山高専技術交流プラザでは、津山高専の学生が会員企業の事業内容、製品、技術等を知ることで、地域の企業に関心を持つとともに、産学交流を図ることを目的として、12月10日(火)・11日(水)に津山高専第2体育館で「企業PR会」を開催しました。
今年度は、過去最高となる会員企業68社が出展し、工夫を凝らした説明・展示で学生に対してPRを行い、両日で延べ296名の学生が参加しました。
参加した学生は、自分の勉強している分野の企業だけでなく、分野外の企業のブースにも足を運び、現在学んでいる知識が社会でどのように活かされるかなどを熱心に聴いていました。
企業にとっても津山高専の学生に自社の魅力や技術を知ってもらうことで、今後の共同研究や地域産業の活性化に向け、大変有意義な機会となりました。
第3回ボランティアレクチャーを開催しました。
津山高専技術交流プラザの会員企業が津山高専に直接出向き、専攻科1・2年生を対象に講義を行う今年度3回目のボランティアレクチャーを12月2日(月)に開催しました。
今回は、株式会社椿本チエイン岡山工場の松本様と小林様に講師を務めていただきました。
同社では、世界No.1のシェアを誇る産業用チェーン事業をはじめ、ジップチェーン、タイミングチェーン、搬送・仕分け等を行う自動化機械の事業にも取り組まれています。
また、海外売り上げは、全体の65%であり、グローバルな事業展開も特徴です。
講義では、岡山工場で製造されている各種部品の構造や機械の性能、そして、ものづくりが身近に感じられる岡山工場の魅力について、詳しくご説明いただきました。
そのほか、小林様を含め、同社で活躍されている津山高専出身の社員の方々のメッセージもご紹介いただきました。
学生たちは、「社会の期待を超える」という考えのもとに製造されている製品や、社会人としての先輩からの言葉を熱心に聴いており、地域企業の存在や技術を知る有意義な講義になったと思います。