第1回ボランティアレクチャーを開催しました。
津山高専技術交流プラザの会員企業が津山高専に直接出向き、専攻科1・2年生を対象に講義を行う今年度第1回目のボランティアレクチャーを6月30日(月)に開催しました。
今回は、株式会社トーカロイMTGの濱野様、髙須賀様、安藤様に講師を務めていただき、鉄やステンレスよりも硬い「超硬合金」によるものづくりのお話をお聞きしました。
同社の超硬合金は、主に工作機械の金属を加工する部分の金具として使用されています。
講義では、WCとコバルトという粉末素材を固め、焼結し、超硬合金に製造していく過程や、精密加工の難しさ、新素材開発などの説明をお聞きしました。実際に持たせていただいた超硬合金は、予想を超えるズッシリとした重みがあり、その硬さを感じることができました。
また、同社が得意としているプレス金型開発など、様々なお話をお聞きすることができました。
聴講した学生たちも、超硬合金を使った同社の技術について熱心に聴講し、積極的に質問をしていました。今回のボランティアレクチャーにより、トーカロイMTGの魅力を十分に知ってもらえたと思います。