研究内容発表会・施設紹介を開催しました。
津山高専の教育研究の振興と地域産業の発展を目的として、産学官で構成する「津山高専技術交流プラザ」では、同校の先生が取り組む研究内容や施設を知ることで、産学交流をより一層推進し、今後の共同研究や技術相談、研究支援の契機とすることを目的に「研究内容発表会・施設紹介」を12月23日(火)に同校で開催しました。
また、今年度も、「津山高専との交流」という共通目的により、津山商工会議所様との合同開催とし、8社13名が参加しました。
研究内容発表では、4つの系(先進科学、機械システム、電気電子システム、情報システム)の先生より、研究されている内容をわかりやすく発表いただきました。
また、施設紹介では、化学実験室、生物実験室を見学し、各種設備の説明をお聞きしました。
参加企業からも積極的な質問が多数あり、今後の共同研究、連携研究等に繋がる有意義な時間となりました。


「企業PR会」を開催しました。
津山高専技術交流プラザでは、津山高専の学生が会員企業の事業内容、製品、技術等を知ることで、地域の企業に関心を持つとともに、産学交流を図ることを目的として、12月2日(火)・3日(水)に津山高専第2体育館で「企業PR会」を開催しました。
今年度は、過去最高となる会員企業72社が出展し、各社独自の説明・展示で学生に対してPRを行い、両日で延べ317名の学生が参加しました。
参加学生は、企業ブースでの説明を熱心に聞くだけでなく、活発な質疑応答や意見交換を行い、自身の今後の研究や技術開発に対する意欲を大きく高めたことと思います。
参加企業にとっても、自社の技術や事業を直接学生に伝える絶好の機会となり、将来的な共同研究や地域産業の活性化につながる貴重な機会となりました。


第3回ボランティアレクチャーを開催しました。
津山高専技術交流プラザの会員企業が津山高専に直接出向き、専攻科1・2年生を対象に講義を行う今年度第3回目のボランティアレクチャーを12月1日(月)に開催しました。
今回は、内山工業株式会社 コアテクラボの石田様と生産技術部の郷司様に講師を務めていただきました。
同社では、自動車のガスケット、シール材、樹脂・発泡部品等の各種部品を製造されており、製造されるまでの素材研究・分析、開発・設計、金型製作等の行程を詳しくご説明いただきました。
単に「つくる」のみではなく、「コスト感」も考慮されたお話が印象的でした。
また、講師の石田様からは、将来に向けての自己分析の重要性などのご説明もあり、社会人の先輩としてのアドバイスをいただきました。
聴講した学生たちにとっても、設計から製造、加えて研究・分析までを一貫して聞くことにより、ものづくりの現場の雰囲気に触れることができる有意義な講義になったことと思います。


