お知らせ | 津山高専技術交流プラザ

企業PR会を開催しました。

津山高専技術交流プラザでは、津山高専の学生が会員企業の事業内容、製品、技術等を知ることで、地域の企業に関心を持つとともに、産学交流を図ることを目的として、12月10日(火)・11日(水)に津山高専第2体育館で「企業PR会」を開催しました。

今年度は、過去最高となる会員企業68社が出展し、工夫を凝らした説明・展示で学生に対してPRを行い、両日で延べ296名の学生が参加しました。

参加した学生は、自分の勉強している分野の企業だけでなく、分野外の企業のブースにも足を運び、現在学んでいる知識が社会でどのように活かされるかなどを熱心に聴いていました。

企業にとっても津山高専の学生に自社の魅力や技術を知ってもらうことで、今後の共同研究や地域産業の活性化に向け、大変有意義な機会となりました。

 

 

 

第3回ボランティアレクチャーを開催しました。

津山高専技術交流プラザの会員企業が津山高専に直接出向き、専攻科1・2年生を対象に講義を行う今年度3回目のボランティアレクチャーを12月2日(月)に開催しました。

 

今回は、株式会社椿本チエイン岡山工場の松本様と小林様に講師を務めていただきました。

同社では、世界No.1のシェアを誇る産業用チェーン事業をはじめ、ジップチェーン、タイミングチェーン、搬送・仕分け等を行う自動化機械の事業にも取り組まれています。

また、海外売り上げは、全体の65%であり、グローバルな事業展開も特徴です。

講義では、岡山工場で製造されている各種部品の構造や機械の性能、そして、ものづくりが身近に感じられる岡山工場の魅力について、詳しくご説明いただきました。

そのほか、小林様を含め、同社で活躍されている津山高専出身の社員の方々のメッセージもご紹介いただきました。

 

学生たちは、「社会の期待を超える」という考えのもとに製造されている製品や、社会人としての先輩からの言葉を熱心に聴いており、地域企業の存在や技術を知る有意義な講義になったと思います。

 

産学連携交流会を開催しました。(令和6年度第1回目)

10月29日(火)に今年度1回目となる産学連携交流会を津山商工会議所と共同で開催しました。

今回の講演会では、「IoTの導入」をテーマとして、上田製袋株式会社 代表取締役の上田克彦氏にご講演いただきました。
同社では、若手社員を中心としたIT推進委員会の設置など、独自のアプローチをされており、それらの取組は、経済産業省の「2020年版ものづくり白書」にも取り上げられています。
大上段に構えたIoT化を実施するのではなく、社員目線で身近なところから取り組んでいき、業績向上につなげられているとのことでした。
また、同氏が最後に述べられた、IoT化は「会社の成長」だけでなく、「社員の成長」「働く環境改善」などにも寄与する、との考えには非常に感銘を受けました。

その後、高専プラザの新入会員企業である、メタウォーター株式会社、内山工業株式会社から企業紹介をいただきました。

最後は、講師を含めた参加者による情報交換会を行い、業種や役職を超えた新たな人脈づくりや交流を図る機会としても大変実りある会となりました。
次回の産学連携交流会は、2月を予定しておりますので、ぜひご参加ください。

 

   

   

第2回ボランティアレクチャーを開催しました。

津山高専技術交流プラザの会員企業が津山高専に直接出向き、専攻科1・2年生を対象に講義を行う今年度第2回目のボランティアレクチャーを10月7日(月)に開催しました。

今回は、セリオ株式会社 先端技術R&D本部の若林様と人財部の長原様に講師を務めていただき、同社の会社概要をはじめ、「創る」ことにこだわったWeb、数値演算、制御システム等の開発現場のお話をお聞きしました。

同社では、既存システムが老朽化・複雑化することで経済損失につながる「2025年の崖」に対応するため、変化に強いシステム作りに取り組まれています。

また、デジタルツイン・生成AIといった技術についても、活用事例を含めてわかりやすく説明していただきました。

聴講した学生たちは、将来を見据えた最新技術のお話を興味深く、熱心に聞いていました。

その後の質疑応答でも、多くの質問が出され、学生にとって大変有意義な講義となりました。

 

【情報交換会も開催‼】産学交流会の開催(R6.10.29)について(ご案内)

今年度第1回目となる産学交流会を次のとおり開催いたします。
講演後には参加者(講演講師、企業、津山高専など)による情報交換会も行います。

今回は、「IoT導入」をテーマとし、若手社員を中心とするIT推進委員会を立ち上げ、自社に合わせて一歩ずつ取り入れる、町工場の“かっこつけないDX”を実践する上田製袋株式会社 代表取締役の上田克彦氏にご講演いただきます。
(同社のIoTの取り組みは、経済産業省の「2020年版ものづくり白書」でも紹介されています。)
自社の品質・生産性向上だけでなく、人材育成によるIoT化の実現につなげるためにも、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

詳細は次のとおりとなっておりますので、情報交換会と併せまして、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

1 日 時  令和6年10月29日(火)18:00~20:30(予定)

2 会 場  ザ・シロヤマテラス津山別邸 2階 鶴山の間(津山市山下30-1)

3 内 容  別添のチラシをご覧ください。

4 会 費(情報交換会に参加する場合のみ) 当プラザ会員企業2,000円/人  当プラザ会員企業以外5,000円/人

5 申 込

以下のURL、もしくはチラシに記載する2次元コードからGoogleフォームにアクセスして、必要事項をご入力の上、令和6年10月22日(火)までにお申込みください。
https://forms.gle/TrKcszmxqVvXnkWq5
※可能な限り、Googleフォームでお申し込みください。
(Googleフォームでの申し込みができない場合に限り、別添のチラシ裏面に必要事項をご記入の上、FAXでお申し込みください。)

会員企業訪問を実施しました。[Vol.2]

9月11日(水)、先週に引き続き、津山高専の教職員や高専プラザ事務局(つやま産業支援センター)職員が、高専プラザの会員企業を訪問し、工場見学や事業説明を受ける会員企業訪問を実施しました。

今回は、真庭市の2社(株式会社デンソー勝山 様、株式会社旭ポリスライダー 様)を訪問しました。

デンソー勝山は、ハイブリッドカーの電気部品として使用されるDCDCコンバータの製造が主力となっており、如何に生産効率性を向上させるかを追求している様子が印象的でした。また、自社で製品の金型を製作し、多品種少量生産にも対応していくとの方針もお聞きすることができました。

旭ポリスライダーでは、医療用のランセット(微量採血器具)を月に3億本生産しており、大量生産を可能にする現場は圧巻でした。また、インスリンの自動投与機器の開発状況などもご紹介いただきました。

今後も、今回の会員企業訪問をはじめ、企業と津山高専が交流する事業を実施することで、産学官連携を推進していきます。

次は10月29日(火)@ザ・シロヤマテラス津山別邸にて、産学連携交流会を開催します。(まもなくご案内する予定です。)

今後も津山高専技術交流プラザの活動にご期待ください!

 

 

 

 

会員企業訪問を実施しました。[Vol.1]

9月4日(水)、津山高専の教職員や高専プラザの事務局(つやま産業支援センター)職員が、高専プラザの会員企業を訪問して、工場見学や事業説明を受ける会員企業訪問を実施しました。

今回は、美作市の2社(株式会社粟倉電機製作所 様、株式会社英田エンジニアリング 様)を訪問しました。

粟倉電機製作所では、自動車の電気部品に使われるプラスチック樹脂の成型を行っており、24時間体制で生産することで、安定的な実績を上げられています。生産されている部品は、非常に精密なものであり、今後、これらのノウハウを活かしながら、自社製品の開発にも取り組んでいきたいとのことでした。
英田エンジニアリングでは、コインパーキング周辺機器、破砕機の刃物等の製造現場を見学させていただきました。その他にも社員食堂、スポーツジム等の設備も充実しており、福利厚生への注力も印象的でした。

今後も、今回の会員企業訪問をはじめ、企業と津山高専が交流する事業を実施することで、産学官連携を推進していきます。

今後の津山高専技術交流プラザにご期待ください!

会員企業見学ツアーを開催! ~つやまエリアオープンファクトリー2024“プレイベント”~

7月26日(金)~27日(土)に開催する「つやまエリアオープンファクトリー」に先駆けた″プレイベント″として、津山高専技術交流プラザの会員企業見学ツアーを7月10日(水)に開催し、津山高専の希望する学生・教職員が当プラザの会員企業である新晃工業㈱ 岡山工場と日本圧着端子製造㈱にそれぞれお邪魔しました。

新晃工業では、国内シェアトップの空調機器の製造工程を見学するだけでなく、津山高専を卒業した社員の方々から直接お話をお聞きする機会もいただきました。

また、日本圧着端子製造では、グループ会社であるジェイ・エス・ティ電子工業を含め、一貫した電子・電気部品などの製造過程を学ぶことができました。

津山高専の学生にとっては、地域で活躍する企業を知る貴重な機会となりました。

 

【新晃工業㈱ 岡山工場】

 

【日本圧着端子製造㈱】

第1回ボランティアレクチャーを開催しました。

津山高専技術交流プラザの会員企業が津山高専に直接出向き、専攻科1・2年生を対象に講義を行う今年度第1回のボランティアレクチャーを7月1日(月)に開催しました。

ボランティアレクチャーとは、各分野の最先端の技術動向を知り、知識を深めるとともに視野を広げ、社会のかかわりや技術が社会に及ぼす影響について広く学ぶもので、毎年度2~3回開催している事業です。

今年度第1回目は、大石金属工業株式会社の富田様、木下様に講師を務めていただき、展開されている事業の概要や機械加工に関する高度な技術について、わかりやすく説明していただきました。

聴講した生徒は、国内のズボンやスカートに付属されているホックの約80%が大石金属工業で製造されていることを聞いて、自分のはいているズボンやスカートを思わず確認していました。

また、高度な技術を用いて、ミクロ単位の精度まで仕上げる「ものづくり」について、熱心に聞いていました。

 

令和6年度総会を開催しました。

5月20日(月)に津山高専技術交流プラザの総会を5年ぶりに開催しました。

総会には、会員企業の皆様や津山高専の先生方など、65名の方にご参加いただき、提案した3件すべての議案をご承認いただきました。

また、新規会員企業からは、入会に当たってのご挨拶をいただきました。会員企業数については、発足以降最大となる127社となりました。

当プラザとしても、今年度の事業が津山高専の研究活動や地域産業の発展にとって、有益かつ有意義なものとなるよう、開催手法や内容などを検討してまいります。

総会後には懇親会を開催し、参加者間による情報交換や名刺交換などが活発に行われました。