【実施報告】会員企業相互訪問を行いました(令和7年10月16日)
津山ステンレス・メタルクラスターでは、会員企業同士の相互理解とネットワークの強化を目的に、令和7年10月16日(木)、企業訪問を実施いたしました。今年は、以下の3社を訪問し、それぞれの現場での取り組みや課題について、活発な意見交換が行われました。
▼訪問先企業
1.ハリキ精工株式会社(久米郡美咲町)
2.株式会社山陽アルミ(赤磐市)
3.スターロイ株式会社(久米郡久米南町)
参加者
本企画には、会員企業等から7名、事務局4名の計11名が参加しました。
当日の様子
各社とも、自社の技術や設備について丁寧な説明をいただき、ものづくりにかけるこだわりや現場の工夫を直接学ぶ貴重な機会となりました。また、企業経営の共通課題に関する率直な情報交換も行われ、特に「人材確保」や「働きやすい職場づくり」について多くの意見が交わされました。
- 人材確保に向けた取り組み
従業員からの紹介、求人媒体の活用、若手社員による後輩の紹介など、地域に根差した採用活動が行われています。 - 多様な働き方への対応
女性社員への勤務時間調整、60歳以降の継続雇用に柔軟に対応するなど、ライフスタイルに合わせた職場環境づくりが進められています。 - 生産性向上に向けた自動化の導入
ロボットによる自動化を積極的に取り入れ、夜間や休日の稼働など、働き手の負担軽減と効率化を両立する工夫が紹介されました。 - 社員定着の工夫と福利厚生
個別面談の実施や、社員旅行・懇親会といった福利厚生を節度を持って実施し、社員が無理なく参加できる環境づくりに取り組んでいる企業の事例が共有されました。
見学企業への感謝
ご多忙の中にもかかわらず、見学の受け入れ準備や当日の対応にご尽力いただいたハリキ精工株式会社様、株式会社山陽アルミ様、スターロイ株式会社様に心より感謝申し上げます。
社員の皆様の温かいご対応と、現場でのリアルな取り組みの共有により、大変有意義な見学となりました。
事務局からのメッセージ
こうした場を通じて、津山ステンレス・メタルクラスターの仲間として、共有する課題の克服に向けた横の連携がさらに強まることを、事務局としても大いに期待しております。