津山ステンレスネット 大阪視察を実施しました!
令和7年9月30日(火)~10月1日(水)、津山ステンレスネットでは、大阪府内の先進的なものづくり企業や支援機関を訪問する視察事業を実施しました。
本視察には会員企業6社および事務局スタッフが参加し、製造技術や発信戦略、ブランディングなど多様な視点から多くの学びを得ることができました。
参加企業(6社)
株式会社アイ・エス/池田精工株式会社/IKOMAロボテック株式会社/株式会社エステック/坂田電機株式会社/有限会社美作メンテナンス
訪問先
- 【企業視察】藤田金属株式会社(大阪府八尾市)
- 【交流会】MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪/東大阪市)
藤田金属株式会社での企業視察
八尾市にある藤田金属株式会社では、4代目の藤田盛一郎社長から、ものづくりへの思い、事業再建の取り組み、ブランディング戦略、工場空間の演出まで、多岐にわたるご説明をいただきました。
へら絞り加工による製品の差別化、オリジナル製品による価格競争回避、SNSやメディア活用による情報発信、若者が働きたくなる工場づくりなど、随所に実践的なヒントが詰まっていました。
見学後の質疑応答でも多くの質問が寄せられ、参加者一同、地域や業種を超えた経営の知見を得ることができました。
MOBIOでのプレゼン・交流会
東大阪市にあるMOBIOでは、常設展示場に出展する企業9社と津山ステンレスネットの企業との間で、プレゼンテーションと交流会が行われました。
短い時間ではありましたが、他地域のものづくり企業との直接的な交流は、参加者にとって大きな刺激となったようです。現時点での具体的な連携はこれからの検討課題ではあるものの、今後のつながりづくりの第一歩として意義ある機会となりました。
ご協力へのお礼
最後に、今回の視察を快く受け入れてくださった
藤田金属株式会社 藤田社長をはじめとする皆さま、
交流会にご参加くださった
MOBIO常設展示場出展企業の皆さま、
そして交流会の調整・運営をしてくださった
MOBIO事務局スタッフの皆さまに、心より感謝申し上げます。
本視察を通じて得られた学びと出会いを、今後のネットワーク形成と地域産業の活性化に繋げてまいります。
津山ステンレスネット × 津山工業高校 機械科 交流会
2025年5月23日(金)、津山地域の金属加工企業グループ「津山ステンレスネット」の会員企業と、津山工業高校 機械科の3年生による交流会が開催されました。
交流の目的
地域の企業と高校生が直接対話することで、キャリア教育と人材育成を推進するこの交流会は、今年で 5回目 の開催となります。
学生側は地元企業の存在を知り、進路決定に役立てるとともに、企業にとっては高校生の考えや視点を知る貴重な機会となりました。
ディスカッションテーマ
交流会ではグループ形式で以下のテーマを取り上げ、生徒と企業が活発な意見交換を行いました。
- 「都会と田舎、どちらに住みたいか?」
- 「どんな会社で働きたいか、どんな人と働きたいか?」
生徒たちはそれぞれのテーマについて、メリットやデメリットを整理し、自分の考えを発表。企業の方々はそれぞれの話に耳を傾けながら、実際の働き方や社会人としての姿勢について丁寧に語りかけました。
企業と生徒の交流の様子
参加企業の方々は、生徒からの質問に対して根気よく答え、「働くとはどういうことか」「社会人としての心構え」といった、キャリア形成に不可欠な視点を共有してくださいました。
参加者の声
交流会後に集められた感想では、以下のような声が多数ありました。
- 「会社の選び方を知れた」
- 「進路選択の幅が広がった」
- 「自分だけでは思いつかなかった考えを知れた」
これらの声は、生徒にとって進路学習における貴重な気づきの場となったことを物語っています。
今後も津山ステンレスネットでは、地域の未来を担う若者たちとのつながりを大切にし、継続的にキャリア支援活動を行ってまいります。
津山ステンレスネットで東京都、山形県の企業視察を実施しました!!








津山工業生へのものづくりコンテスト出場に向けた技術指導を開始!




